自宅にワークスペースがある間取りアイデアの実例紹介|家族と快適に空間を共有するコツ
在宅ワークが広がる中、自宅で集中して仕事ができる環境の重要性が増しています。
しかし、自宅で働くと、仕事とご家族との時間の両方を大切にしたいものの、うまく両立できないという方も多いと思います。
今回は、ご家族と快適に過ごしながら効率よく仕事ができる、自宅のワークスペース間取りアイデアをレジェンドホームが手掛けた施工実例とともにご紹介します。
このコラムのポイント |
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Contents
自宅にワークスペースを設けるメリット・デメリット
>施工実例:建築家と建てる注文住宅|千葉県野田市 N様邸(平屋)
自宅にワークスペースを設ける際は、メリット・デメリットを理解した上で、ご家族のライフスタイルに合った環境をつくりましょう。
自宅にワークスペースを設けるメリット
自宅にワークスペースを設けることで得られるメリットは、以下のとおりです。
- 仕事や趣味に集中する時間が確保できる
- オンとオフを切り替えがしやすくなる
- 育児と仕事を両立しやすくなる
- 仕事道具の管理がしやすくなる
- 簡単に仕事を再開でき、隙間時間を有効に活用できる
自宅にワークスペースを設けることのデメリット
自宅にワークスペースを設けると、居住スペースと仕事のスペースが同じ空間になるため、デメリットもあります。
デメリットは以下のとおりです。
- 配置や使い勝手が悪いと、荷物置き場になってしまう
- 部屋が狭くなり、収納スペースが減ってしまう
- 仕事とプライベートの区別がつきにくくなる
自宅に快適なワークスペースがある間取りアイデアの施工実例
実際に、レジェンドホームが手掛けた「ご家族と共有する空間でも快適に過ごせるワークスペース」の施工実例を紹介します。
リビングの一角に設けたワークスペースの間取り施工実例
>施工実例:建築家と建てる注文住宅|千葉県野田市N様邸(平屋)
こちらは、リビングの一角にワークスペースを設けた施工実例です。
広々としたリビングに設けることで、ご家族の様子を見守りながら仕事ができます。
さらに、お子様のスタディコーナーとしても共有できる点が特徴です。
机の下に収納場所を設け、机の上が散らからない工夫もされています。
リビングの間取りアイデアは、こちらでも確認できます。
>関連リンク:リビングの間取りで失敗しない!注意点や間取りアイデアを解説
平屋の1.5階建て間取りにワークスペースを設置した施工実例
>施工実例:建築家と建てる注文住宅|茨城県守谷市 K様邸(平屋+アルファ)
こちらは、平屋の勾配天井の高さを活かして1.5階のフロアをワークスペースとして利用した施工実例です。
完全個室にしないことで、リビングが見渡せるため、ご家族の様子を確認できます。
ワークスペースとしてはもちろん、自分だけの時間を楽しむ趣味室やお子様のスタディコーナーとしても多目的に活用できる点が魅力です。
平屋の1.5階建ての間取りの空間活用についてはこちらでも解説しています。
>関連リンク:1.5階建て間取りのメリット・デメリットと実例紹介|平屋+αの空間活用のポイント
寝室の一角に設けたワークスペースの施工実例
ワークスペース専用の個室は作れないが、生活音を遮って集中したい場合は、寝室の一角を活用するのがおすすめです。
こちらの施工実例では、ワークスペースの近くに窓を設けることで、自然光の明るさを確保しています。
また、ワークスペースの真上にダウンライトを設置しており、夜でも部屋全体の照明をつけずに、必要な明るさが得られる工夫がされています。
カップボードの一角に設けたワークスペースの施工実例
こちらは、キッチン背面のカップボードの一角にカウンターデスクを設けた施工実例です。
家事の合間に作業したい方や、育児と仕事を両立したい方に向いています。
家事の合間でも気軽に作業ができることはもちろん、お子様のスタディコーナーやパソコンコーナーなど、ご家族で共有できるスペースとしても活用できる点が魅力です。
レジェンドホームでは、ご家族が理想とする自由な間取りやデザインを実現するために、建築家がプロならではの視点で設計をサポートします。
「自宅にワークスペースをつくりたい」といったご相談も、お気軽にお問い合わせください。
自宅のワークスペースをおしゃれで機能的にする6つのポイント
>施工実例:建築家と建てる注文住宅|茨城県守谷市 K様邸(平屋+アルファ)
自宅のワークスペースは、仕事がはかどる環境であることが重要です。
機能性とデザイン性を両立したワークスペースは、6つのポイントで実現可能です。
オンとオフの切り替えができる
自宅にワークスペースを設置する際には、「オンとオフの切り替えができる」ことが重要です。
オンとオフの切り替えがうまくできない場合は、プライベート空間とワークスペースを分けたほうがメリハリがつきやすくなります。
- 個室を設ける
- 半個室を作る
- 可動式パーテーションを
- ロールスクリーンやカーテンなどでスペースを区切る
ワークスペース周りの製品とインテリアのバランス
モチベーションが上がるワークスペースにするためには、インテリアのテイストや配色を調整し、バランス良く仕上げることも大切です。
ワークスペースに欠かせないデスクと椅子ですが、デスクはパソコンを置いてもある程度の作業スペースが確保できるサイズにしましょう。
椅子は、長時間座っても疲れにくいものを選ぶことが重要です。
ただし、長時間の座り仕事で体への負担が軽減される「ワークチェア」を選ぶ際には、自宅のインテリアに合うかどうかも重要なポイントです。
収納スペースを確保する
ワークスペースが散らかると、集中力が途切れたり、必要なものが見つからなかったりして、作業効率が低下してしまいます。
以下に、散らかりやすいものをすっきりと収納するアイデアをご紹介します。
- 書類の収納:ファイルボックスや引き出しを活用し、書類トレーを使うと、デスク上に必要な書類だけを展開でき、作業スペースを広く保てます。
- パソコンの収納:デスクの下にパソコンラックを置いたり、壁掛けモニターにすることで、デスク上のスペースを広く使えます。周辺機器は収納ボックスにまとめると、すっきりします。
- 文具の収納:ペン立てやデスクオーガナイザーを活用し、文具を種類別に収納するのがおすすめです。
収納は、「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けすることがポイントです。
おしゃれな文具やオブジェなどは見せる収納にしてモチベーションを高め、書類やコード類などは目隠しできる収納にすると視覚的なストレスの軽減につながります。
コンセントの位置に注意する
ワークスペースには、パソコンやデスクライトを利用するための電源の確保も必要です。
電源コードが多くなったり長くなったりすると、見栄えが悪くなるだけでなく、つまずいてケガをする可能性もあります。
以下のポイントを参考に、コードが目立たない配線を心がけましょう。
- デスクのすぐ近くにコンセントを設置する
- 床に近い位置に追加のコンセントを設ける
- デスクの天板に穴を開けて、上部から配線できるようにする
- 机下の配線用レールやフックを活用する
集中できる明るさを確保する
明るさは、作業効率や気分に大きな影響を与えます。
適切な照明や自然光を確保し、快適なワークスペースを実現しましょう。
- 集中力を高める照明:デスク上に明るい光を当て、周囲を少し暗くすると集中力が高まります。デスクライトを使うと、自分好みの明るさに調整できます。
- リラックスできる照明:間接照明や暖色系の照明はリラックス効果があり、気分転換に役立ちます。
- 自然光を取り入れる工夫:カーテンを明るい色にしたり、レースカーテンを取り付けたりして、自然光を最大限に活用しましょう。小窓に面したデスクを設置することで、自然光を取り入れることも可能です。
音や映像の環境を整える
リモートワークでは、オンライン会議をされる方もいると思います。
快適なオンライン会議のために、以下のポイントに注意しましょう。
- 生活音の軽減:扉付きの個室や半個室、パーテーションを活用して、ご家族の生活音を遮りましょう。
- 音の反響防止:カーテンや本棚を活用して、音の反響を防ぎます。
- ヘッドセットの使用:重要な会議では、クリアな音質を保つためにヘッドセットを使用するのがおすすめです。
- 背景の設定:パソコンの背景は、シンプルで落ち着いた壁面か本棚にするのがおすすめです
- 逆光対策:窓からの逆光に注意し、顔が暗くならないように工夫しましょう。
ご家族と快適な空間を共有するコツ
自宅のワークスペースで仕事をしながらご家族と快適な空間を共有するには、「ご家族の生活リズムを考えたワークタイムの設計」を心がけましょう。
たとえば、お子様が活発に動き回る時間帯やご家族がリビングで過ごす時間帯を避け、比較的静かな時間に仕事をすることで、集中力が保ちやすくなります。
逆に、ご家族と一緒に過ごしたいときは、仕事をいったん中断しやすい時間帯にスケジュールを組むことも大切です。
重要な会議などがある場合は、あらかじめご家族に予定を共有しておきましょう。
また、「コミュニケーションを円滑にする間取り」を意識することで、ご家族とのつながりを感じながら作業でき、ストレスが少なくなります。
リビングやキッチンの近くにワークスペースを設けると、ご家族が視界に入りやすく、会話も自然に楽しめます。
これらの工夫を取り入れることで、ご家族と空間を共有しながらも、自分のペースで快適に仕事ができるワークスペースを作ることができます。
生活と仕事のバランスが取れた、居心地の良い自宅環境を実現しましょう。
まとめ
自宅で快適に仕事ができる環境を整えるには、生活空間と共存しながら「快適さ」と「使いやすさ」を兼ね備えたワークスペースが重要です。
ご家族と同じ空間にいながらも、しっかり集中できる工夫を施すことで、仕事と生活のバランスが取りやすくなります。
この記事では、ご家族と空間を共有しやすい配置の工夫や、集中力を保つためのポイントなどを紹介しました。
ご紹介した内容を参考に、仕事がはかどり、自宅で過ごす時間も充実する理想のワークスペースを実現をしてください。
茨城で建てる大満足な注文住宅
レジェンドホームでは「建築家との家づくりに確かな住宅性能を。」をコンセプトにしています。
建築家・ビルダー・工法のパートナーシップによる独自の「オーナーメイド・テクノ」で、ご家族の大切な家づくりをサポートいたします。
住まいづくりは生涯に何度もない大きな買い物であり、大きな夢です。
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