リビングの間取りで失敗しない!注意点や間取りアイデアを解説

リビングの間取りで失敗しない!注意点や間取りアイデアを解説

リビングはご家族が集まり、くつろぐ大切な空間です。

間取りを決める際は、家族構成や生活スタイルに合わせた広さや配置にする必要があります。

また、動線や収納、採光などにも配慮することで、より快適で使いやすいリビングになります。

一方で、リビングの間取りに失敗すると、ご家族皆さんが不便を感じることになりかねません。

本記事では、茨城県で注文住宅を手掛けているレジェンドホームが、リビングの間取りで失敗しないためのポイントや注意点を解説します。

理想のリビングを実現するための参考にしてください。

 

このコラムのポイント
  • リビングの間取りで失敗しないための注意点をお伝えします。
  • おしゃれで暮らしやすいリビングの間取りをご紹介します。
  • リビングで快適に過ごすための工夫ポイントを解説します。

リビングの間取りで失敗しないための注意点

ルーバーでゆるやかに空間を仕切った間取りのリビング

>施工実例 建築家と建てる注文住宅|茨城県守谷市 M様邸

リビングの間取りで失敗しないための注意点を、3つ解説します。

  • 動線と家具の配置を事前にシミュレーションする
  • プライバシーと開放感のバランスに配慮する
  • 収納スペースを十分に確保する

それでは、ひとつずつみていきましょう。

動線と家具の配置を事前にシミュレーションする

リビングの間取りは、家具の配置やご家族の動線をイメージすることが大切です。

ソファーやテーブルなどの大型家具が配置できるのか、キッチンからダイニングへの動線はスムーズか、など事前に確認してください。

キッチンとリビングが離れすぎていると、お料理をしながらご家族間でコミュニケーションを取りづらくなります。

家具の配置と動線をシミュレーションすることで、使い勝手の悪い間取りを避け、リビングで快適に過ごせます。

プライバシーと開放感のバランスに配慮する

リビングの間取りを考える上で、プライバシーと開放感のバランスも重要なポイントです。

1階にリビングを配置する場合は、外からの視線対策が必要ですし、2階にリビングを配置すると近隣住宅の窓の配置が気になります。

カーテンやフェンスで目隠しをしたり、窓にすりガラスを使用したりするなど、プライバシー確保の工夫が必要です。

一方で、リビングは開放感のある空間にしたいというニーズも多いです。

吹き抜けや大きな窓を設けて光と風を取り込めば、開放的なリビングになります。

プライバシーと開放感のバランスを考えながら、理想のリビング空間を設計しましょう。

収納スペースを十分に確保する

リビングはご家族が集まる空間だからこそ、散らかりがちで生活感が出やすくなります。

つねに整理整頓しておくには、十分な収納スペースの確保が重要です。

リビング内や隣接した廊下にクローゼットや納戸を設けたり、階段下のデッドスペースを活用したりするなど、収納を設ける工夫が必要です。

また、サーキュレーターや扇風機など、使用しない期間のある家電製品の収納場所も考慮しておきましょう。

収納スペースを十分に確保することで、いつもすっきりとした快適なリビングを保てます。

>関連リンク:スケルトン階段で後悔しないための完全ガイド|メリット・デメリットと対策を解説

おしゃれで暮らしやすいリビングの間取り3選

おしゃれなリビングの間取りの実例を3つ紹介します。

順番にみていきましょう。

吹き抜けと表し梁でダイナミックな間取りのリビング

リビングに吹き抜けと表し梁を取り入れることで、開放的でダイナミックな空間にした事例です。

吹き抜けと表し梁でダイナミックな間取りのリビング

>施工実例 建築家と建てる注文住宅|茨城県常総市 K様邸(平屋)

吹き抜け部分にも窓を設けることで、光が降り注ぎ、明るく心地よいリビングになりました。

また、対面キッチンユニット内部やキッチン背面に大型の収納を設けてリビングの収納力を確保することで、すっきりとした印象になります。

吹き抜けと表し梁、大型収納を組み合わせることで、おしゃれと機能性を両立したリビングです。

リビングの上部に吹き抜けで開放感と採光を確保した間取り

2階建て住宅の1階リビングに吹き抜けを設けて、開放感と採光を確保しました。

リビングの上部に吹き抜けで開放感と採光を確保した間取り

>施工実例 建築家と建てる注文住宅|茨城県守谷市 S様邸(2階建て)

1階のリビングの上部に吹き抜けを設計することで、光や風を取り込み、明るく爽やかな空間を生み出しています。

さらに、吹き抜けと2階バルコニーをつなげることで、リビングと屋外空間がシームレスにつながり、より開放的な雰囲気を演出しました。

庇で夏の日差しを効果的に遮るリビングの間取り事例

窓に庇を設けたことで、夏の日差しを遮断したのもポイントです。

吹き抜けを利用した間取りで、快適で心地よいリビングの事例です。

スケルトン階段をアクセントにしたリビングの間取り

リビングにスケルトン階段を設置することで、空間にメリハリとアクセントを加えました。

リビングのスケルトン階段をアクセントにした間取り

>施工実例 建築家と建てる注文住宅|茨城県守谷市 A様邸

ブラックのアイアン素材の階段により、シャープでスタイリッシュな印象を与えます。

リビングにアクセントクロスを貼った間取り

リビングの一面にグリーンのアクセントクロスを貼ることで、空間に奥行きを出しました。

スケルトン階段とアクセントクロスを組み合わせることで、おしゃれで洗練された空間に仕上げた事例です。

リビングで快適に過ごすための工夫ポイント

リビングとスキップフロアの書斎をつなげた間取り

>施工実例 建築家と建てる注文住宅|茨城県取手市 N様邸

リビングで快適に過ごすための工夫ポイントを、主な3つに絞って解説します。

  • 天井を高くする
  • 高気密・高断熱の家にする
  • 照明計画でリラックスできる空間にする

ひとつずつみていきましょう。

天井を高くする

一般的な住宅の天井高2400mmに対して、2600mm〜3000mm程度に高くすることで、より広々とした開放的な空間になります。

一方、天井が低いと圧迫感をストレスに感じます。

天井を高く取れない場合は、リビングなどの一部分に吹き抜けを設けるのも開放感を得る方法です。

天井高を上げることによって高い位置に窓を設けられるので、日差しを取り入れやすくなり、明るく快適なリビングになります。

高気密・高断熱の家にする

リビングで快適に過ごすには、夏の暑さや冬の寒さ対策は欠かせません。

浴室などの水回りや廊下が寒いと、ヒートショックにより心臓発作などを引き起こす危険性があります。

高気密・高断熱の家は、外気の熱や冷気を遮断してくれて、結露が発生しにくいので、年中を通して快適に過ごせます。

一方、空気が乾燥しやすくなるので、加湿器などで湿度管理が必要です。

照明計画でリラックスできる空間にする

照明は部屋の雰囲気を大きく左右する要素の一つです。

リビングに柔らかな光の間接照明を取り入れると、温かみのある空間を演出できます。

昼は昼白色で空間を照らし、夜は電球色で落ち着いた雰囲気にするのがおすすめです。

また、ダウンライトやスタンドライトなど、直接光の照明を組み合わせることで、メリハリのある光の空間を作り出せます。

調光機能のある照明器具を選べば、時間帯や目的に合わせて光量の調整も可能です。

食事の時は明るめに、くつろぎの時間は暗めにするなど、シーンに合わせた光の演出で、より快適なリビング空間を実現できます。

>関連リンク:建築家と家を建てるには?5つの方法とメリットデメリット|対策・実例もご紹介

まとめ

リビングの間取りで失敗しないための注意点や間取りアイデアを解説しました。

リビングはご家族団らんのくつろぎ空間です。

間取りを工夫し、収納や動線、採光などに配慮することで、より快適で暮らしやすいリビングを実現できます。

ライフスタイルに合わせた理想のリビングで、ご家族皆さんが心地よく過ごせる空間になるよう工夫してみてください。

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